東証グロース市場は、日経平均株価は軟調に推移する場面が多く、新興市場でも上値の重さが目立った。前日の大幅上昇の反動で利益確定売りが出て、マザーズ指数は下げに転じる場面もあった。東証マザーズ指数が小幅続伸。グロースCoreは反落した。
東証マザーズ指数の終値は前日比0.85ポイント(0.12%)高い701.27だった。市場では「日本時間今晩に発表される米雇用統計を通過しないと、売買を手掛けにくい。投資家にいったん様子見の雰囲気が広がっている」との見方もあった。
「3連休や米雇用統計を控えて様子見気分が強かった」といい、商いは盛り上がらなかった。グロース市場の売買代金は963億円となり、1週間ぶりの低水準。
東証グロース市場では、インフォRやペルセウスが上昇した。一方、JTOWERやアララは下落した。
値上がり銘柄数300、値下がり銘柄数211と、値上がりが優勢だった。
個別では、キャスターがストップ高。かっこは一時ストップ高と値を飛ばした。ペルセウスプロテオミクス、くすりの窓口は年初来高値を更新。旅工房、スリー・ディー・マトリックス、ティムス、i-plug、コマースOneホールディングスが買われた。
一方、アララがストップ安。アミタホールディングス、シャノン、クリーマ、インターファクトリー、ココペリなど22銘柄は年初来安値を更新。BBDイニシアティブ、セキュアヴェイル、エフ・コード、セキュア、GMOフィナンシャルゲートが売られた。
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