値上がり優勢、グロース(成長)銘柄に買い

 
東証グロース市場は、東証プライム市場がもみ合い商状となる中、グロース市場は主力株が大きく上昇。グロースCore、東証マザーズはともに大幅高。東証マザーズ指数の終値は前日比35.44ポイント(4.46%)高い830.37と、2022年4月5日(842.01)以来1年2カ月ぶりの高値をつけた。前日の米株式市場でナスダック総合株価指数が上昇し、国内でもPER(株価収益率)の高いグロース(成長)銘柄に買いが集まった。
 
日銀が16日まで開いた金融政策決定会合で現行の大規模な金融緩和の維持を決め、日本株の地合いが好転すると、新興株市場でも時価総額の大きい主力株に買いが入り、指数を押し上げた。
 
東証グロース市場ではビジョナルやM&A総研、フリーなど主力株の上げが目立った。一方、インフォネやアクリートが下げた。
値上がり銘柄数411、値下がり銘柄数93と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではジーエヌアイグループ、ファンデリー、トラストホールディングス、モンスターラボホールディングス、ABEJAなど6銘柄がストップ高。マーキュリーリアルテックイノベーター、Fusic、エアークローゼットは一時ストップ高と値を飛ばした。ソフトフロントホールディングス、ユナイテッド、ジェイフロンティア、ジェイグループホールディングス、FFRIセキュリティなど39銘柄は年初来高値を更新。フィーチャ、ヤプリ、フレアス、セカンドサイトアナリティカ、フレクトが買われた。
 
 一方、デジタルプラス、ステラファーマ、フロンティアインターナショナル、アイビス、ココルポートが年初来安値を更新。VALUENEX、アクリート、ストリームメディアコーポレーション、ウェッジホールディングス、モイが売られた。
 

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