値上がり優勢、グロース(成長)株に買い

 
東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreは上昇。東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比4.45ポイント(0.58%)高い773.62だった。前日の米株式市場でハイテク株の上昇が目立ったことや、9日の日経平均株価が大幅に反発していることを受けて投資家心理が上向き、国内でも新興のグロース(成長)株に買いが入った。
マザーズ指数は週前半に強い動きを見せたものの、7日からは地合いに連れ安して、節目の800ポイントには届かず失速、本日も上昇してはいるが、日経平均や東証株価指数(TOPIX)に比べて上昇率は小幅にとどまっている。出遅れ感のある中小型株の上昇が早々に一服して、物色の裾野が広がらないようであれば本格的な強い上昇相場にはつながりにくいと思われる。
 
 
東証グロース市場では、アクリートやティムスが上昇した。一方、トラースOPやカラダノートは下落した。
値上がり銘柄数263、値下がり銘柄数222と、値上がりが優勢だった。
 
個別ではグローバルセキュリティエキスパートがストップ高。アクリートは一時ストップ高と値を飛ばした。BlueMeme、シイエヌエス、BeeX、エクスモーション、フレクトなど18銘柄は年初来高値を更新。ティムス、イオレ、アイズ、eWeLL、トランザクション・メディア・ネットワークスが買われた。
 
 一方、カオナビ、フリークアウト・ホールディングス、ハウテレビジョン、プロジェクトカンパニーが年初来安値を更新。ベビーカレンダー、トラース・オン・プロダクト、カラダノート、WASHハウス、フューチャーリンクネットワークが売られた。
 

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