伸び悩み、戻り売りに押される

【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比105円60銭高の1万9261円34銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、13.36ポイント高の1428.91で始まった。
 
戻り売りに押され、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)は伸び悩んでいる。日経平均は後場に入り一時、前日終値を下回る場面もあった。
 
外国為替市場では、1ドル=110円40銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
 
個別では、トヨタ、ソニー、キーエンスが堅調持続。東エレクは高値もみ合い。任天堂、武田、資生堂もしっかり。三菱UFJ、みずほFGは小幅高となっている。
半面、ソフトバンクGは売りが膨らみ一段安。ファーストリテ、ユニー・ファミマ、すかいらもさえない。三井住友は弱含み。キヤノンが軟調。JT、SUMCOも安い。
 
日経平均は前日の下落分の3分の1を取り戻す場面もあったが、前引けでは86円高まで上げ幅を縮めた。
PBR1倍割れによる値ごろ感に加え、受渡日ベースの年内最終取引日を通過したことによる損益確定の売り一巡もあり、年末にかけてのリバウンドに期待する向きがあったものの、むしろ戻りの鈍さが印象付けられた。
米国市場の落ち着きを確認するまで、積極的な押し目買いは手掛けづらいという市場のムードが窺える。ひとまず休場明けの米国株の動向を見極めたいところだ。
 
ランチバスケットは19件、494.87億円、40億買い越し。
 

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