今週も貿易摩擦を警戒してドルは上値の重い展開か

[概況]

先週末24日(金)に発表された米4月耐久財受注は予想を下回り、ドルは売られたが、トランプ大統領の発言「中国と貿易で合意に至る可能性がかなりある」に米中貿易摩擦後退への期待からNY株式市場は3市場とも反発して引けた。
 
本日は米国がメモリアルデーによる祭日で休場となる事から、ドルに方向性が出る可能性は低いと見られ、明日以降の動きに注目している。
 
今週の米国は28日(火)3月住宅価格指数、3月S&Pケースシラー住宅価格指数、5月消費者信頼感指数、29日(水)MBA住宅ローン申請指数、30日(木)第1四半期GDP改定値、新規失業保険申請件数、31日(金)4月個人所得・支出、個人消費支出デフレータ、5月シカゴ購買部協会景気指数、5月ミシガン大学消費者信頼感指数、などが発表予定となっている。
 
今週もドルは上値が重く、一方でユーロ圏景気の悪化にユーロが買われにくい状況を見れば、ドルは下値も堅いのではないかと予想している。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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