今週は6日に行われる米中間選挙の結果に注目

[概況]

2日の東京市場は中国との貿易協議についての話し合いは順調だとするトランプ大統領の発言に日経平均株価は大きく上昇し、其の後NY市場で発表された米10月雇用統計も予想を上回る良好な結果となった為にNY株式市場ダウは上昇で始まり、ドルも113円に乗せる上昇となった。
しかし其の後クドローNEC委員長がトランプ発言を修正した事などにより株価は売られる一方でドルは買われ、終盤に当日高値まで上昇し、最後も113円を維持して引けた。
 
今週は113円台に乗せたドルが更に上値を目指す流れを継続出来るか、トルコリラの上昇がどこまで続くのかに注目しているが、今週の米経済指標及びイベントは5日(月)10月ISM非製造業景況指数、6日(火)米中間選挙、7日(水)MBA住宅ローン申請件数、8日(木)新規失業保険申請件数、FOMC(7~8日)政策金利発表、9日(金)10月生産者物価指数、11月ミシガン大学消費者信頼感指数、などとなっている。6日の中間選挙は市場も注目しており、大方の予想では上院は共和党、下院は民主党が優勢との事だが、結果次第で2年前の大統領選の様に株式、為替両市場とも大きく変動する可能性があり、それまでは様子見としたい。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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