[概況]
先週末30日は欧米市場がグッドフライデーによる祭日で、外国為替市場は終日方向性の無い小動きに推移した。
週明けも欧州市場はイースターマンデーによる連休で、本日はNY市場まで大きな動きは期待薄かも知れない。
但し今週は週末の米雇用統計を始め、多くの経済指標が発表予定となっており、先週よりは値動きが期待出来そうだ。
米経済指標は2日(月)3月ISM製造業景況指数、2月建設支出、4日(水)MBA住宅ローン申請件数、3月ADP雇用統計、3月ISM非製造業景況指数、2月製造業受注、5日(木)新規失業保険申請件数、2月貿易収支、6日(金)3月雇用統計、などが発表予定となっている。
米国経済は好調を維持しているが、最近のNY株式市場や為替市場は米国の政治状況(トランプ大統領による閣僚の解任)や外交問題(米中貿易摩擦や米朝会談)などに影響を受け易くなっており、経済指標は株価やドルに影響を与えにくい状況となっている。
従ってドルは105円割れでは買われる一方、107円から更に上値を伸ばすのは難しそうで、揉み合い継続ではないかと予想している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
