今週は週末に米雇用統計を控えて、基本的に揉み合いか

[概況]

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外国為替市場は年明け2日から取引が開始されるが、今週は週末に米雇用統計が発表され、それ以外にも多くの経済指標が発表される予定となっており、基本的に週末までは揉み合いを予想している。

最近のドルは良好な米経済指標やNY株式市場の上昇には反応薄で、インフレ期待が高まらないと買われにくい状況となっている。

米国は今年3回の利上げを見込んでいるとされ、4回に増える可能性は低いが、インフレの進行具合次第では2回に減る可能性もあると見られ、目先は経済指標の結果を睨みながらの揉み合い継続を予想している。

今週の米国は3日(水)MBA住宅ローン申請件数、12月ISM製造業景況指数、11月建設支出、FOMC議事要旨、4日(木)12月ADP雇用統計、新規失業保険申請件数、5日(金)12月雇用統計、11月貿易収支、12月ISM非製造業景況指数、11月製造業受注指数、11月耐久財受注などが発表予定となっている。

ユーロは昨年末に2015年10月22日以来となる135円台に乗せたが、年明け以降もユーロ圏の経済回復を背景にした上昇が続くかどうかに注目している。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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