今週は軟調な展開となった。 三連休の間に北朝鮮リスク警戒で米国株が急落する場面があったことから、

今週は軟調な展開となった。
三連休の間に北朝鮮リスク警戒で米国株が急落する場面があったことから、週初から大幅安となり日経平均は1万9500円を割り込んだ。
総じて手掛かり難の中、新興市場を中心に中小型株には持ち直しの動きも見られた。しかし週末にかけては、米国の政治リスクが意識された上に、バルセロナのテロ発生などを受けて米国株が大きく崩れたことから日本株も一段安となった。
日経平均は週間では約259円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
 
さて来週(21~25日)の東京株式市場は、前半軟調、後半堅調の展開を予想する。
日経平均株価の想定レンジは、1万9100~1万9700円とする。
イエレンFRB議長とドラギECB総裁の参加が予定されている24日~26日のジャクソンホール会合が大きな注目を集めるだろう。
イベント前にはグローバル市場で様子見姿勢が強まる展開が想定されるが、21日から米韓の軍事演習が予定されていることから、前半は買いが入りづらい中で地政学リスクを警戒する流れとなりやすい。
 
後半にかけては、ジャクソンホール会合でのイエレン・ドラギ両氏の発言への期待感が高まり、リスク警戒ムードが払しょくされる展開を予想する。
昨年の同会合では、イエレン氏の発言を受けて米国株が大幅高となる場面があった。週前半がリスクに過敏になりやすい反面、後半は米欧の着実な経済回復を再評価し、買いが入りやすい地合いになると考える。
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
19927.60  25日移動平均線
19922.62  75日移動平均線
19875.60  均衡表転換線(週足)
19808.45  均衡表基準線(日足)
19759.50  均衡表転換線(日足)
19747.10  ボリンジャー:-1σ(25日)
19747.03  ボリンジャー:-1σ(13週)
19738.71  新値三本足陽転値
19731.37  均衡表雲下限(日足)
19653.75  6日移動平均線
19578.29  26週移動平均線
19566.60  ボリンジャー:-2σ(25日)
19552.00  ボリンジャー:-2σ(13週)
 
19470.41  ★日経平均株価18日終値
 
19386.10  ボリンジャー:-3σ(25日)
19356.98  ボリンジャー:-3σ(13週)
19271.40  均衡表基準線(週足)
19246.28  200日移動平均線
19081.48  ボリンジャー:-1σ(26週)
 

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