[概況]
先週末は米国大統領選でのロシアゲート疑惑再燃からドルは売られ、NY株式市場も米税制改革の年内成立が不透明になって来た為に、株価は3市場とも反落して引けた。
今週は23日(木)が米国は感謝祭(11月の第4木曜日)で日本も勤労感謝の日で祭日が重なり、米国は翌日の金曜日(ブラックフライデー)も休みとする州が多く4連休となる事から、変動が期待出来るのは22日の水曜日までとなりそうだ。
今週の米国は20日(月)10月景気先行指数、21日(火)10月中古住宅販売件数、22日(水)MBA住宅ローン申請件数、新規失業保険申請件数、10月耐久財受注、11月ミシガン大学消費者信頼感指数、FOMC議事録、などが発表予定となっている。
ドルは先週末に111円台に落ちる場面があったが、良好な米経済指標を見ればドル売りが続くとは考えにくいと見て、今週も揉み合い継続を予想している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
