[概況]
先週末15日に発表された米経済指標は予想を下回ったが、税制改革法案に反対していた議員が賛成に回って同法案の年内成立期待が高まった為にNY株式市場は3市場とも上昇し、ダウは史上最高値を更新した。
株価の上昇にドルも買われて当日高値112.760円まで上昇し、最後も112円台半ば(+13.5銭高の112.565円)まで戻して引けた。
今週の米国は19日(火)11月住宅着工・許可件数、第3四半期経常収支、20日(水)MBA住宅ローン申請件数、11月中古住宅販売件数、21日(木)第3四半期GDP確報値、新規失業保険申請件数、12月フィラデルフィア連銀景況指数、10月住宅価格指数、11月景気先行指数、22日(金)11月耐久財受注、11月個人所得・支出、11月新築住宅販売件数、12月ミシガン大学消費者信頼感指数、などが発表予定となっている。
今週はクリスマスを控えて年内最後の相場となる可能性もあり、米税制改革法案の成立によるNY株高とドル高に期待したいところ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
