米国では良好な経済指標が多く確認され、株高を後押しされた。
日経平均は、節目の2万500円を難なく突破したことで先高期待が強まり、連日で高値を更新した。
日経平均は今年初の5日続伸を記録した。週間では約334円の上昇となり、週足では陽線を形成した。
さて、来週(10~13日)の東京株式市場は、堅調展開か。
円安・ドル高進行を追い風とした企業業績の向上期待を背景に、買い意欲継続されるだろう。
月末の企業決算に意識が向かい、業績期待を支えに下げづらい地合いが続くと予想する。
ただ、米株式市場で、ダウ平均株価が7日続伸(5日まで)で連日過去最高値を更新し続けていることへの警戒感はあるだろう。
また、改めて北朝鮮リスクを意識するような場面もあるかもしれない
10日に朝鮮労働党創建記念日を迎える北朝鮮を巡る地政学リスクで、全体相場は高値圏での足踏み状態となり可能性がある。
市場関係者からは「日経平均株価は6日に、今年初の5日続伸を記録した。ただ、5日間合計の上昇幅は334円と比較的小幅で、過熱感は限定的となっている。
したがって、衆院選に絡んで好悪さまざまな材料の表面化は予想されるものの、国内に関しては極端なマイナス要因はなさそうだ。問題は米株式市場や外国為替市場、北朝鮮リスクなど外部要因で想定外の事態が起きることだ」との見方が出ていた。
■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
21077.94 ボリンジャー:+3σ(13週)
20956.52 ボリンジャー:+2σ(25日)
20774.80 ボリンジャー:+2σ(26週)
20693.06 ボリンジャー:+2σ(13週)
20690.71 ★日経平均株価6日終値
20614.07 新値三本足陰転値
20552.84 6日移動平均線
20507.24 ボリンジャー:+1σ(25日)
20467.41 均衡表転換線(日足)
20308.17 ボリンジャー:+1σ(13週)
20271.86 ボリンジャー:+1σ(26週)
20057.95 25日移動平均線
19980.34 均衡表基準線(日足)
19980.34 均衡表転換線(週足)
19949.79 75日移動平均線
19923.29 13週移動平均線
19799.07 均衡表雲上限(日足)
19768.93 26週移動平均線
19608.66 ボリンジャー:-1σ(25日)
19606.11 均衡表雲下限(日足)
19564.61 200日移動平均線
19538.41 ボリンジャー:-1σ(13週)
19472.92 均衡表基準線(週足)
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