[概況]
先週末29日に発表された米経済指標はマチマチで、英国のEU離脱法案は下院で3度目の否決となったが、NY株式市場は3市場とも続伸して引けた。
またNY株価の上昇にドルは当日高値110.965円まで上昇したが111円は付ける事が出来ず、最後は小幅続伸(+12銭)し、ユーロも買われた(+4.5銭)がポンドは続落(-6銭)するなど、主要通貨はマチマチな動きとなった。
今週は週末の米雇用統計を始め多くの米経済指標が発表予定となっており、この結果次第でドルは111円から更に上を目指す可能性もありそうだが、今週の米国は1日(月)2月小売売上高、3月ISM製造業景況指数、2月建設支出、2日(火)2月耐久財受注、3日(水)MBA住宅ローン申請指数、3月ADP雇用者数、3月ISM非製造業景況指数、4日(木)新規失業保険申請件数、5日(金)3月雇用統計、などが発表予定となっている。今週もドルは底堅く、買いではないかと予想している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
