NY株式市場は連日の史上最高値更新。
NYダウは初の25000ドル台乗せとなった。
2万ドルから2万5000ドルまで1年弱。
この5000ドル突破の時間軸はNYダウの算出が始まった1896年5月以降で最も速いペースとなった。
NYダウが初めて24000ドルに乗せたのが昨年11月30日。
この間ボーイングとキャタピラーがそれぞれ100ドル超ダウ押し上げに寄与。
ゴールドマン、ユナイテッド・テクノロジー、ホーム・デポ、シェブロンも上昇寄与度が高い銘柄。
一方値下がりしたのは3M、トラベラーズ、ユナテイッド・ヘルス、インテルの4銘柄だけだった。
ISM製造業景況感などの好調の余韻もあって買い物優勢の展開。
ADP全米雇レポートで民間部門雇用者数は25万人増と昨年3月以来の大きな伸び。
市場予想の19万人増を上回って着地したことも好材料。
労働省が発表した2017年12月30日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)。
前週比3000件増の25万件。
3週連続で増加した。
ただ「複数の州が推計値だった。
労働市場の状態が大きく変わったことを示唆しているわけではない」という見方だ。
新規申請件数は30万件を切ると労働市場が力強いとされる。
148週連続でこの水準を下回って推移している。
日本時間今夜発表予定の12月雇用統計の市場予想は民間部門雇用者数が18.5万人増。
前月の22.1万人増からは鈍化、失業率は変わらずの4.1%の見通し。
国債利回りは小幅上昇。
2年国債利回りは一時1.976%と、2008年10月以来の高水準をつけた。
3月の利上げ確率は73%と前日の68%から上昇。
一気に上放れた大発会。
23000円の壁は登りきってのロケットスタートとなった。
「1年の計は発会にアリ。今年1年の強気相場を象徴する」という声も聞こえる。
89年以降2017年まで1月相場は15勝14敗。
ただ今年の大発会よりも上昇幅が大きかった92年、96年の日経平均は年間で下落している。
微妙なアノマリーでもある。
変動が大きいのも大発会の特徴。
89年以降、過去30年間で日経平均が1%以上変動したのは18回。
そのうち1%を超す上昇となったのは、今年の分を含めると13回となった。
日経平均の日足は「中陽線」。
隆々と聳え立った見事な大陽線だ。
新たなマド(22881円21銭~23065円20銭)を空けて上伸。
「約2カ月にわたる日柄調整が終了。新たな上昇相場入りの可能性。
これまでのもち合い上限だった23000円が下値抵抗線」という見方だ。
ドルベースの日経平均も208.65と昨年来高値(11月9日の204.86)を更新した。
25日線(22779円)からの乖離はプラス3.2%(前日プラス0.1%)。
騰落レシオは116.96%。
サイコロは6勝6敗で50%。
新高値銘柄は275(前日84銘柄)。
空売り比率は35.1%。
日経平均採用銘柄のPERは15.47倍でEPSは1519円。
東証1部の単純平均株価は2997.11円(2017年末 2946.13円)。
まだ3000円に乗せていない。
松井証券信用評価損益率速報で売り方は▲16.893%(前日▲16.297%)。
昨年12月27日の▲16.675%を超えて昨年来最悪水準。
買い方は▲1.435%(前日▲3.119%)。
こちらは昨年11月1日の▲1.437%にほぼ近似値。
プラスになると警戒信号というのが経験則だ。
シカゴ225先物終値は大証日中比225円高の23635円。
「上値は24000円の心理的節目。
200日移動平均線(20458円)の20%上方かい離水準の24550円付近」という声も聞こえる。
3連休前だが、下げづらく、上げやすい地合い。
昨年11月と違って「高値波乱で失速」の可能性は低い。
ボリンジャーのプラス3σ(23571円)を超えているのが唯一の懸念だろうか。
25日線の4%プラス乖離(23690円)~プラス5%乖離(23917円)を狙いたいところ。
結局「火のないところに煙は立たず、人がいなけりゃ相場も起こらず」だ。
「JPXで鐘を1回鳴らしたら日経平均が300円も上がった」と大発会に参加した麻生財務相。
裏返せば、演説が長引いたために打鐘が寄り付きにズレこんだということなのだが・・・。
ま、めでたい話だった。
以下は大発会ストップ高銘柄。
↓
Cキャット(2307)
アイスタディ(2345)
バルクHD(2467)
レカム(3323)、
スターティア(3393)
グローバルL(3486)
OK(3808)
ユーザーL(3984)
ソルクシーズ(4284)
ブランジスタ(6176)
不二精機(6400)
SEMITE(6626)
一家ダイニン(9266)
杉村倉(9307)
以下は値上がり上位
東証1部
ソルクシーズ(4234)
SBI(8473)
セレス(3696)
スターティア(3393)
レーザーテック(6920)
サイボウズ(4776)
東証2部
杉村倉庫(9307)
アイスタディ〈2345〉
桜島埠(9353)
ジャスダック
レカム(3323)
NaITO(7624)
不二精機(6400)
マザーズ
ブランジスタ(6176)
ユーザーローカル(3984)
グローバルリンク(3486)
一家ダイニング(9266)
じげん(3679)
カナミック(3939)
共通テーマは「ビットコイン(仮想通貨関連)」、「半導体関連」、「カジノ関連」、
「ゲーム」、「居酒屋」、「介護」と市場関係者。
NYダウは150ドル高の25073ドルと3日続伸。
NASDAQは12ポイント高の7077ポイント。
S&P500は10ポイント高の2723ポイント。
3指数揃って史上最高値を更新した。
ダウ輸送株指数は33ポイント高の10854ポイント。
3市場の売買高は70億株。
CME円建ては大証比225円高の23635円。
ドル建ては大証比260ポイント高の23670ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比200円高の23610円。
ドル円は112.71円。
10年国債利回りは2.453%。
●過去30年の大発会と日経平均
大発会の上昇 大発会の上昇 1月中の騰落 年間騰落率
/下落幅(円) /下落率(%) 率(%) (%)
2018年 741.39 3.26
2017年 479.79 2.51 -0.38 19.10
2016年 -582.73 -3.06 -7.96 0.42
2015年 -42.06 -0.24 1.28 9.07
2014年 -382.43 -2.35 -8.45 7.12
2013年 292.93 2.82 7.15 56.72
2012年 104.76 1.24 4.11 22.94
2011年 169.18 1.65 0.09 -17.34
2010年 108.35 1.03 -3.30 -3.01
2009年 183.56 2.07 -9.77 19.04
2008年 -616.37 -4.03 -11.21 -42.12
2007年 127.84 0.74 0.91 -11.13
2006年 250.11 1.55 3.34 6.92
2005年 28.99 0.25 -0.88 40.24
2004年 148.53 1.39 1.00 7.61
2003年 134.38 1.57 -2.79 24.45
2002年 328.87 3.12 -5.17 -18.63
2001年 -94.20 -0.68 0.42 -23.52
2000年 68.52 0.36 3.20 -27.19
1999年 -426.28 -3.08 4.75 36.79
1998年 -301.90 -1.98 8.98 -9.28
1997年 84.65 0.44 -5.33 -21.19
1996年 749.85 3.77 4.75 -2.55
1995年 -39.02 -0.20 -5.44 0.74
1994年 -47.50 -0.27 16.14 13.24
1993年 69.13 0.41 0.58 2.91
1992年 817.41 3.56 -4.18 -26.36
1991年 220.47 0.92 -2.33 -3.63
1990年 -202.99 -0.52 -4.44 -38.72
1989年 84.66 0.28 4.72 29.04
◇━━━ カタリスト ━━━◇
アンジェス(4563)・・・動兆。
アンジェスに注目する。
同社は遺伝子治療薬開発が中核。
上場継続の疑義は取れていないが 重症虚血肢の遺伝子治療薬の未来に期待感。
DNAワクチン技術を用いたエボラ出血熱抗血清製剤の開発が進展。
(兜町カタリスト櫻井)
目次
