予想を下回る米経済指標にドルは下落も、111円後半を維持

[概況]

NY株式市場が続伸して始まるとドルは再度112円丁度まで上昇したが、其の後発表された12月建設支出の予想を下回る結果に株価は売られドルも急落した。
 
そして東京時間に付けたそれまでの安値を下抜き、NY市場中盤には当日安値111.630円まで下げ、ユーロも126.450円(当日安値)まで下落した。しかしドルは111円半ばは割れず其の後は株価の下げ幅縮小と共に揉み合いとなり、最後は前週末比-24.5銭の111.750円と111円後半を維持して引けた。
 
NY株式市場の下げに為替市場は円買い優勢となり、NZドル(+18銭)と南アランド(±0)以外の主要通貨も売られたが、本日以降の指標やイベントを控えて売り込まれる動きにはならなかった。ドルは112円を付けると上値が重くなり、弱材料に反応し易くなる感じだが、更なる上昇は今後発表される経済指標と株価の上昇に左右されるのではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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