[概況]
NY市場に入り発表された7月S&Pケースシラー住宅価格指数と7月住宅価格指数は共に予想を下回ったが市場には影響薄で、其の後発表された9月コンファレンスボード消費者信頼感指数は予想を上回り、2000年9月以来の高水準となった事を受けてドルは買われ、NY株式市場が上昇で始まるとドル買いも進んだ。
其の後NYダウは下げに転じる一方でドル買いは続き、終盤に112.985円まで上昇したが113円には達せず、最後は前日比+17銭高の112.975円で引けた。
日本時間27日3時に発表されるFOMCでは0.25%の利上げが確実視されており、年内は12月にあと1回の利上げが予想されているが、市場はパウエルFRB議長の会見や来年の利上げ予測(回数)に注目している模様で、それまでドルは様子見姿勢の揉み合いか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
