乱高下か

6日の東京株式市場は乱高下の展開か
日経平均株価の予想レンジは、3万2800円-3万3500円を想定。(5日終値3万1458円42銭)
米国株は下落。ダウ平均は1033ドル安の38703ドルで取引を終えた。
 
5日の日経平均株価は4451円安と過去最大の下落となった。7月11日に付けた終値ベースの史上最高値(4万2224円)からの下落率が25.5%に達していることもあり、短期的な売られ過ぎ感から、戻りを試す展開となりそう。
ADRでも多くの銘柄が大幅高となっており、歴代最大の下げ幅を記録したことで、いったんは押し目買いが優勢となりそうだ。
ただ、買い一巡後は、強弱感が対立し売り買いが交錯する場面もありそうだ。
 
レンジは上下に幅広く取りたい。買い先行から失速すれば3万円割れもあるとみる。失速がなければシカゴ日経平均225先物の水準からさらに1000~2000円程度の上振れは十分期待できるだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=144円前後(5日は143円47-52銭)、ユーロ・円が1ユーロ=157円台の後半(同157円10-14銭)と円安に振れている。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比1810円高の3万3190円だった。
 
 
【好材料銘柄】  

■ケアサービス <2425>
4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益で着地。

■キッコーマン <2801>
4-6月期(1Q)最終は70%増益で着地。

■ケンコーマヨネーズ <2915>
今期経常を41%上方修正・7期ぶり最高益、配当も4円増額。

■マーチャント・バンカーズ <3121>
半導体関連企業に対する投資を開始。

■ジェクシード <3719>
今期経常を26%上方修正。

■阪神内燃機工業 <6018>
4-6月期(1Q)経常は79%増益で着地。

■シグマクシス・ホールディングス <6088>
4-6月期(1Q)経常は34%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.28%にあたる100万株(金額で12億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月22日から25年1月31日まで。

■アクモス <6888>
今期経常は6%増で2期ぶり最高益、1円増配へ。

■ティラド <7236>
上期経常を47%上方修正。

■オリックス <8591>
4-6月期(1Q)税引き前は34%増益で着地。

 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
6(火)
【国内】
6月毎月勤労統計(8:30)
6月家計調査(8:30)
10年国債入札
《決算発表》
東京海上、ソフトバンク、ダイキン、三菱重、スズキ、NTTデータG、ユニチャーム、キリンHD、シスメックス、鹿島、ヤマハ発、大林組、出光興産、日清食HD、横河電、川重、三井化学、リコー、IHI、ブラザー、ユー・エス・エス、参天薬、JR九州、スクエニHD、ニチレイ、丸井G、H2Oリテイル、帝人

【海外】
米6月貿易収支(21:30)
米3年国債入札
《米決算発表》
キャタピラー、ウーバー・テクノロジーズ、エアビーアンドビーフォックス、アムジェン、マラソン・ペトロリアム、ヘンリー・シャイン、アイデックス・ラボラトリーズ、フィディリティナショナルインフォ、ジェイコブス・エンジニアリング・グループ、ヤム・ブランズ、センプラ・エナジー、エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン、デューク・エナジー、バクスター・インターナショナル、バルカン・マテリアルズ、トリンブル

 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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