[概況]
NY市場序盤にドルは対ユーロでの上昇から対円でも買われて当日高値113.355円まで上昇し、ユーロは対円でも売られて当日安値128.595円まで下げたが、ドル買いもユーロ売りも続かなかった。NY株式市場がマチマチで始まるとドルは当日安値113.065円まで下げたが113円は割れず、10月ISM非製造業景気指数の予想を上回る結果やNYダウの上昇などにドルも買い戻された。
しかし米中間選挙を控えて上昇も続かず様子見姿勢の小動きとなり、最後は前週末比+3銭高の113.210円と113円を維持して引けた。NYダウの上昇やドルが113円を維持する堅調に他の主要通貨も上昇し、トルコリラは+45銭高の21.32円と21円台に乗せる上昇で引けた。
株式市場と同様に為替市場も米中間選挙待ちの小動きで、ドルの上下高安の変動幅は僅か29銭と30銭にも満たないものだったが113円を維持しており、選挙の結果次第では上値を目指す可能性があると見ている。
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