東証グロース市場はグロースCore、東証マザーズ指数は続落。終値は前日比9.49ポイント(1.40%)安い670.06だった。
中国での新型コロナウイルスの感染再拡大や世界的な景気減速への警戒から前日の米国株が下落。マザーズ銘柄にも売りが及んだ。
日本時間13日夜に6月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。市場では「インフレの高止まりを示唆する結果なら、米金利に上昇圧力がかかり新興株には逆風となる」との指摘があった。
EDPや東京通信が安い。一方、クリングルは難病の研究進展が評価された。シリコンスタも買われた。
値上がり銘柄数72、値下がり銘柄数379と、値下がりが優勢だった。
個別では、クリングルファーマが一時ストップ高と値を飛ばした。メディア工房、SKIYAKI、キャンバス、坪田ラボ、エクストリームなど7銘柄は年初来高値を更新。スパイダープラス、シリコンスタジオ、ステムリム、Kudan、ペルセウスプロテオミクスが買われた。
一方、プラッツ、INTLOOPが年初来安値を更新。サスメド、マイクロ波化学、WACUL、フリークアウト・ホールディングス、HYUGA PRIMARY CAREが売られた。
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