不安定な展開か。

4日の日経平均株価は軟調な展開か。
日経平均株価の予想レンジ:2万6200円-2万6600円を想定する。
米国株は下落。ダウ平均は96ドル安の33794ドルで取引を終えた。3指数そろって上昇して始まったものの、ウクライナ情勢の不透明感が強い中、買いが続かずマイナス転換。ボーイングが大幅安となったほか、テスラやアマゾンなど大型グロース株も弱く、買い手控えムードが強まった。

きのう3日の日経平均株価は反発したものの、上値の重い展開だった。現地3日の欧米株式が下落した動きもあり、売り優勢のスタートとなろう。
週末要因や、先行きが見通しづらいウクライナ情勢もあり、ポジション調整の売りが強まる場面も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=115円台の半ば(3日は115円72-74銭)、ユーロ・円が1ユーロ=127円台の後半(同128円42-46銭)と円高方向に振れている。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比290円安の2万6370円だった。

【好材料銘柄】
 
■タカショー <7590>
22年1月期の連結経常利益は前の期比32.8%増の15.3億円に拡大し、23年1月期も前期比7.1%増の16.3億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収、4期連続増益になる。
 
■ファーマフーズ <2929>
22年7月期第2四半期累計(21年8月-22年1月)の連結経常損益を従来予想の11.1億円の黒字→21億円の黒字(前年同期は0.4億円の赤字)に88.1%上方修正し、従来の16期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。なお、通期の経常利益は従来予想の57.8億円(前期は57.6億円)を据え置いた。
 
■アルチザネットワークス <6778>
22年7月期第2四半期累計(21年8月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比88.2%増の12.5億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の8.8億円→13.8億円(前期は8.2億円)に56.6%上方修正し、増益率が6.9%増→67.4%増に拡大し、21期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
 
■シルバーライフ <9262>
22年7月期第2四半期累計(21年8月-22年1月)の経常利益(非連結)を従来予想の2.2億円→3.8億円(前年同期は6.7億円)に73.6%上方修正し、減益率が67.2%減→43.1%減に縮小する見通しとなった。なお、通期の経常利益は従来予想の6.8億円(前期は9.7億円)を据え置いた。
 
■ロック・フィールド <2910>
22年4月期第3四半期累計(21年5月-22年1月)の連結経常利益は前年同期比86.5%増の20.4億円に拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の14.9億円→18.5億円(前期は12.7億円)に24.1%上方修正し、増益率が17.6%増→46.0%増に拡大する見通しとなった。
 

【主な経済指標・スケジュール】

4日
<国内>
1月失業率(8:30)
1月有効求人倍率(8:30)
《決算発表》
アインHD、カナモト、DyDo、ハイレックス、内田洋、日駐、ラクーンHD、ファースト住、日本スキー
 
<海外>
米2月ISM非製造業指数(3/4 0:00)
米1月製造業受注(3/4 0:00)
パウエルFRB議長が米上院で議会証言
《米決算発表》
ブロードコム、コストコ・ホールセール
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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