下落スタート、米コロナ治療薬の臨床失敗報道も警戒

【寄り付き概況】

24日午前の東京株式市場は、外為市場の円安一服傾向や軟調な日経225先物、時間外取引で下落している米株価指数先物を映した売りに、日経平均株価は前日比97円58銭安の1万9331円86銭と、反落して始まった。
 
23日のNYダウは前日比39.44ドル高の2万3515.26ドルと続伸した。原油価格の上昇を受け石油エネルギー株が買われ、全体相場を押し上げた。ただ、米ギリアド・サイエンシズの新型コロナ治療薬の初期臨床試験が失敗に終わったとの報道を受け、楽観的な見方が後退した。足もとで為替は1ドル=107円60銭前後で推移している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、3業種が高く、値上がりは石油、精密、化学。値下がり上位には証券、不動産、水産、輸送機器など。
 
 
個別では、ソニー、東エレク、ファナックが安く、キヤノン、TDK、トヨタは軟調となっている。半面、オムロン、武田、エーザイが買われている。

テクニカル的には中部飼(2053)、ゲオ(2681)、ソフトクリ(3371)、チェンジ(3962)、応化工(4186)、科研(4521)、サイバーエージ(4751)、フジミイン(5384)、ディスコ(6146)、シモジマ(7482)、高速(7504)、メタウォータ(9551)が動兆。
 
人気は共栄タ(9130)、COOK(2193)、オリコン(4800)、カクヤス(7686)、GCA(2174)、メディアドゥ(3678)、ZOZO(3092)、MDV(3902)、中京医薬(4558)、インパクト(6067)、ニチアス(5393)、ケネディクス(4321)、デルタフライ(4598)、宇部興(4208)が動兆。

 

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