下落の余地あるか、米ドル円。

[概況]

3日の欧米為替市場は、米ドル円が続落し安値を108.470円とした。下落のきっかけはトランプ米大統領の発言だ。
具体的には「中国との貿易合意に期限はない」という発言で、これにより米中の第一段階の合意期待が後退してしまった。米中貿易問題を巡っては合意間近との思惑が市場で大勢を占めていただけに、昨夜のトランプ大統領の発言は大きな失望を生んでしまい、結果として米ドルに売りが集中したというわけだ。
 
さて、本日の米ドル円は弱含みの展開を予想する。
なぜなら、日足チャートが200日線を下回る格好で、地合いの弱さが読み取れるからだ。下値目標としては11/14安値108.240円を想定し、同水準を下回った場合は節目108.00円が次の目標となりそうである。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次