下押しリスクにも警戒か

Market Data
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【日経平均】
34831円15銭(▲258円47銭=0.74%)
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【TOPIX】
2461.70(▲27.51=1.11%)
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【グロース250】
557.73(△6.36=1.15%)
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【プライム売買高】24億1922万株(▲8億7614万株)
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【売買代金】5兆3509億円(▲2兆0235億円)
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【値上がり銘柄数】588(前日:1092)
【値下がり銘柄数】1027(前日:526)
【新高値銘柄数】6(前日:9)
【新安値銘柄数】15(前日:21)

【25日騰落レシオ】81.29(前日:84.63)

 
 
■本日のポイント



 1.日経平均は3日ぶり反落、朝安後切り返すも後場に軟化

 2.米株安受け、朝方は800円超の下落みせる場面も

 3.半導体株の一角など、好決算銘柄への買いが支え

 4.3万5000円台では上値重く、後場に売り直される

 5.全体売買代金は5兆円台と高水準もやや減少傾向

日経平均株価は依然として、値動きの荒い展開が続いているが、本日のところはやや落ち着いてきた感がある。
今回の混乱の根底には米国景気の先行き不安が拭えていないだけに、その動向が引き続き最大の関心材料となるが、キャリートレードの巻き戻しもピークは後退した可能性もあるだろう。ボラティリティの低下がみられてくるようだと、冷静に決算を手掛かりとした物色に向かわせやすいと考えられる。また、外部要因に振らされにくいところで、中小型株への値幅取りにも向かわせそうだ。
 
プライムでは値上がり銘柄が1000を超える場面もあったが、終わってみれば値下がり銘柄が1000を超えている。6日と7日の上昇は、それまでの下げの度合いを踏まえればあって当然。あす、三連休を前に大崩れを回避できるかが非常に重要となる。ドル円が落ち着いた動きとなることが好ましい。来週は決算発表が概ね一巡するだけに、あすが弱いと見切り売りに押されやすくなる。5日線(3万4392円、8日時点)より上で推移できるかに注目したい。
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(8日現在)
 
38755.59  75日移動平均線
38713.64  均衡表雲下限(日足)
38628.81  13週移動平均線
37869.51  新値三本足陽転値
37406.22  ボリンジャー:-1σ(26週)
36928.77  ボリンジャー:-1σ(13週)
36896.69  200日移動平均線
36791.45  均衡表転換線(週足)
36791.45  均衡表基準線(週足)
36791.45  均衡表基準線(日足)
36238.04  ボリンジャー:-1σ(25日)
35992.85  ボリンジャー:-2σ(26週)
35228.74  ボリンジャー:-2σ(13週)
35189.76  均衡表雲上限(週足)
35172.25  均衡表転換線(日足)
35015.11  6日移動平均線
 
34831.15  ★日経平均株価8日終値
 
34579.47  ボリンジャー:-3σ(26週)
33593.34  ボリンジャー:-2σ(25日)
33528.70  ボリンジャー:-3σ(13週)
32748.99  均衡表雲下限(週足)
30948.63  ボリンジャー:-3σ(25日)

高値と安値はともに昨日の値幅内に収まり、昨日に続いて5日移動平均線の上方で取引を終えた。下値の切り上げが3日連続となったとに加え、パラボリックが陽転し、短期的な上昇機運の高まりを窺わせた。25日線との下方乖離率は10.42%(昨日10.29%)と大きく、リバウンド圧力の強い状態が続いている模様だ。反面、25日線は急角度で下降を続けており、下押しリスクにも警戒が必要となろう。

 

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