日経平均株価は3日ぶりに反落。半導体株には買いが入ったものの、全体市場への好影響は限られ、幅広い業種が売りに押された。ただ、5日線(3万6194円、6日時点)より下を売り急ぐような動きは見られなかった。トヨタの大幅高もあり、個別の物色は活況が続いている。下げ相場の中で東証プライムの売買代金は5兆円を上回った。終値ベースでは1月22日の3万6546円を超えられない状態が続いている。
その一方で、この日以降、終値で3万6000円を下回ったのは1月26日(35751円)の1営業日しかない。きょうも終日3万6000円より上で推移した。値固めは進んでいるだけに、そろそろ高値を更新する動きが見られるかが注目されるだろう。
■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
38322.42 ボリンジャー:+3σ(13週)
37834.84 ボリンジャー:+3σ(26週)
37537.48 ボリンジャー:+2σ(25日)
36972.42 ボリンジャー:+2σ(13週)
36474.18 ボリンジャー:+1σ(25日)
36272.03 ボリンジャー:+2σ(26週)
36172.81 6日移動平均線
36160.66 ★日経平均株価6日終値
36070.10 均衡表転換線(日足)
35622.42 ボリンジャー:+1σ(13週)
35577.11 新値三本足陰転値
35410.88 25日移動平均線
34838.85 均衡表基準線(日足)
34749.78 均衡表転換線(週足)
34709.22 ボリンジャー:+1σ(26週)
34347.57 ボリンジャー:-1σ(25日)
34272.42 13週移動平均線
33736.09 均衡表基準線(週足)
33549.42 75日移動平均線
33284.27 ボリンジャー:-2σ(25日)
33146.41 26週移動平均線
ローソク足は3本連続陰線を引き、5日移動平均線を下回ったが、5日線自体は上向きをキープして強弱それぞれのサインが混在する形となり、足元の売り買い拮抗を示唆している。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は118.77%(昨日132.71%)に急低下した。1月22日から昨日まで2週間続けて買われ過ぎの120%ラインを上回ってきたが、本日の株価下落で過熱感の解消が一気に進む形となった。
