上昇の余地ありそう、米ドル円。

[概況]

23日の東京外国為替市場は、米ドル円が上昇した。上昇の理由は、米中の貿易対立の緩和期待である。詳しくは、ムニューシン米財務長官とライトハウザーが、来週にも貿易交渉のため訪中するとの報道や、トランプ米大統領がファーウェイとの取引継続を求める米ハイテク企業に対し、販売ライセンスを付与することに同意したという報道だ。
 
このうちファーウェイを巡っては、米政府が同社を槍玉に挙げてハイテク分野で台頭する中国をけん制するなど、米中貿易対立の激化の新たな火種として懸念されていた。それだけに、本日の販売規制緩和の期待は、今後の米中協議の進展に直結する材料とみてもよいかもしれない。
といわけで、この後も米ドル円は上昇が続くと予想する。値段としては、7/12高値108.615円が目標となりそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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