上値の重い展開か

12日の日経平均株価は、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8000円-2万8300円。
NYダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックは下落した。NYダウが連日で終値ベースの史上最高値を更新したことなどから、朝方は買い先行スタートとなりそう。
 
ただ、海外投資家や国内の機関投資家は、夏季休暇モードにあるもようで、相場の方向性は出づらいとみられ、引き続き好業績銘柄を中心とした、個別株物色が中心になりそう。
新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒ムードは拭えず上値は重いものの、欧米株高に引っ張られる形できょうも2万8000円台で頑強な動きが予想される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ば(11日は110円74-76銭)とやや円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の半ば(同129円70-74銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比160円高の2万8230円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■リンクアンドモチベーション <2170>
今期最終を58%上方修正。また、株主優待制度を拡充し、クオカードの贈呈金額を25%増額する。
 
■トラストホールディングス <3286>
発行済み株式数(自社株を除く)の23.2%にあたる115万株(金額で4億0595万円)を上限に、8月12日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■クラウドワークス <3900>
今期営業を46%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■エンビプロ・ホールディングス <5698>
今期経常は14%増で2期連続最高益、8円増配へ。
 
■野村マイクロ・サイエンス <6254>
4-6月期(1Q)経常は3.3倍増益で着地、今期配当を10円増額修正。
 
■妙徳 <6265>
今期経常を一転29%増益に上方修正、配当も20円増額。
 
■シキノハイテック <6614>
今期経常を19%上方修正。
 
■AKIBAホールディングス <6840>
上期経常を46%上方修正。
 
■日本マイクロニクス <6871>
非開示だった今期経常は82億円、未定だった配当を46円に修正。
 
■松田産業 <7456>
上期経常を60%上方修正・13期ぶり最高益、通期も増額。
 
■カワセコンピュータサプライ <7851>
4-6月期(1Q)経常は15倍増益・上期計画を超過。
 
■玉井商船 <9127>
今期経常を6.7倍上方修正。
 
■国際紙パルプ商事 <9274>
今期経常を47%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額。
 
■中外鉱業 <1491>
今期経常を一転77%増益に上方修正。
 
■ジーエヌアイグループ <2160>
今期税引き前を6%上方修正。
 
■森永製菓 <2201>
4-6月期(1Q)経常は18%増益で着地。
 
■翻訳センター <2483>
上期経常を50%上方修正、通期も増額。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
12(木)
【国内】
7月企業物価指数(8:50)
7月都心オフィス空室率(11:00)
《決算発表》
リクルートHD、東芝、住友不、ヤマトHD、サントリーBF、明治HD、光通信、メルカリ、トレンド、JFEHD、マクドナルド、ラクス、マツモトキヨシ、サンドラッグ、リログループ、クラレ、森永乳、メニコン、東映、マブチ、東芝テック、三谷商、住友ベ、西鉄、センコーGHD、オイラ大地、アンビス、雪印メグ、東和薬品、そーせい、サイボウズ、三谷セキ、タカラトミー、メドピア、OKI、ケアネット、テスHD、日機装、スノーピーク、サンアスタリスク、FFJ、スパイダーP、ミンカブ、HENNGE、Ine、AIinside、カオナビ、アルファポリス、ACSL、アイキューブ、ベルトラ、ペイロール、キッズバイオ、ファルコム、コンフィデンス、FFRI、HPCシステムス、カヤック
 
【海外】
英4-6月期GDP(15:00)
米7月生産者物価指数(21:30)
米30年国債入札
 
 
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次