週明け17日の日経平均株価は、上値の重い展開か。
日経平均株価予想レンジは、2万3050円-2万3300円。
17日の前週末の米国株式は高安まちまちで、方向感がつかみづらいなか、前週は900円以上の大幅高を演じ、2万3200円台後半と約半年ぶりの高値で終えた。きょうは手掛かり不足のため、目先の利益を確定させる売りが優勢となるだろう。
取引開始前に発表される4-6月期実質GDP(国内総生産)は、年率換算で27%減と戦後最大の落ち込みが予想されるが、想定の範囲内なら影響は限定的とみられる。
外国為替市場では、円は対ドルで1ドル=106円60銭近辺(前週末日本時間終値106円75-76銭)とやや円高ながら、対ユーロでは1ユーロ=126円20銭台(同125円97銭-126円01銭)とやや円安水準で推移している。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比140円安の2万3140円だった。
【好材料銘柄】
■FRONTEO<2158>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■ウェッジホールディングス<2388>
4-6月期(3Q)経常は30倍増益。
■マーケットエンタープライズ<3135>
今期経常は23%増で3期連続最高益更新へ。
■オイシックス・ラ・大地<3182>
4-6月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地。
■データホライゾン<3628>
ディー・エヌ・エー<2432>と資本業務提携。今期経常は12%増益、4円増配へ。
■エムアップホールディングス<3661>
4-6月期(1Q)経常は2.4倍増益で着地。
■オークファン<3674>
20年9月期第3四半期累計(19年10月-20年6月)の連結経常利益は前年同期比5.6%減の6億円に減り、通期計画の8.1億円に対する進捗率は74.2%にとどまり、5年平均の76.7%も下回った。
■データセクション<3905>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地。
■ジャストプランニング<4287>
子会社プットメニューのオーダーシステム「Putmenu」がLINEミニアプリに対応。
■フェイス<4295>
非開示だった今期経常は17%増益へ。
■アイ・ピー・エス<4335>
今期経常は3.1倍増益、5円増配へ。
■カオナビ<4435>
上期最終を一転黒字に上方修正。
■Chatwork<4448>
非開示だった今期経常は4.8倍増で2期連続最高益更新へ。
■BASE<4477>
今期経常を一転黒字に上方修正。
■メドレー<4480>
上期経常は4.5億円で着地。通期計画の5億円に対する進捗率は90.6%となった。
■ソフトブレーン<4779>
投資会社のアント・キャピタル・パートナーズ傘下のシー・ファイブ・エイト・ホールディングスがTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株871円で14日終値の2.2倍。買い付け期間は9月29日から11月10日まで。
■スカラ<4845>
今期税引き前は3.6倍増益、4円増配へ。
■トレンダーズ<6069>
4-6月期(1Q)経常は11倍増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.49%にあたる25万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。
■ライドオンエクスプレスホールディングス<6082>
4-6月期(1Q)経常は2.5倍増益で着地。
■日機装<6376>
4-6月期(2Q)税引き前は2.7倍増益、20年12月期業績を未定に変更。
■SEMITEC<6626>
非開示だった今期経常は27%増益、未定だった配当は20円実施。
■フェローテックホールディングス<6890>
非開示だった今期経常は29%増益、未定だった配当は24円実施。
【主な経済指標・スケジュール】
17(月)
【国内】
4-6月期GDP速報値(8:50)
《決算発表》
ビジョン、フォーバル、総医研、ビジョナリー、FCHD、太平製
【海外】
米8月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米8月NAHB住宅市場指数(23:00)
米6月対米証券投資(8/18 5:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
