上値の重い展開か

31日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、3万2200円-3万2500円を想定。(30日終値3万2333円46銭)
米国株は上昇。ダウ平均は37ドル高の34890ドルで取引を終えた。

きのう30日の日経平均株価は、終値ベースで25日移動平均線(30日時点で3万2262円)を上回ったことや、現地30日の米国株式が4日続伸したことから、買い先行スタートとなりそう。
ただ、前日に一時、330円を超える上昇をみせたものの、戻り待ちの売りに押される格好となっただけに、伸び悩む場面も想定される。

為替相場は、ドル・円が1ドル=146円台の前半(30日は146円37-39銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=159円台の半ば(同159円02-06銭)とやや円安方向にある。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比110円高の3万2390円だった。

【好材料銘柄】 

■いちご <2337> 
発行済み株式数(自社株を除く)の2.65%にあたる1200万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は9月1日から24年2月29日まで。

■日本和装ホールディングス <2499> 
創業40周年記念特別株主優待を実施。23年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律500円分のクオカードを贈呈する。

■エヌ・ピー・シー <6255> 
今期最終を79%上方修正、配当も4円増額。

■プラザホールディングス <7502> 
株主優待制度にグランピング宿泊体験とアパレル商品を加え、既存のカタログギフトも内容を拡充する。

■アップルインターナショナル <2788> 
発行済み株式数(自社株を除く)の0.70%にあたる9万株(金額で4527万円)を上限に、8月31日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

■ABEJA <5574> 
PwCコンサルティングと協業を開始。生成AIをはじめとした最新テクノロジーを活用した企業のDX推進を支援。

【主な経済指標・スケジュール】

31(木)
【国内】
7月鉱工業生産(8:50)
7月商業動態統計(8:50)
7月住宅着工統計(14:00)
《決算発表》
トリケミカル、菱洋エレク、内田洋、ACCESS

【海外】
中国8月製造業PMI(10:30)
米7月個人所得・個人消費支出(21:30)
《米決算発表》
ダラー・ゼネラル、ブロードコム

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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