21日の日経平均株価は反発後、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万5500円-2万6000円を想定。
米国株は休場。欧州株は軒並み上昇した。ドル円は足元135円10銭近辺で推移している。
きのう20日の日経平均株価は、売り一巡後に下げ渋る動きをみせていたことや、現地20日の欧州株式が上昇したことから、買い優勢スタートとなりそう。
ただ、買い手がかりに乏しいなか、心理的なフシ目の2万6000円よりも上の水準では、戻り待ちの売りも警戒され、もみ合う場面も想定される。
また、現地21日には、米5月中古住宅販売件数の発表を控えることから、様子見姿勢が強まることもありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=135円台の前半(20日終値は134円65-68銭)、ユーロ・円が1ユーロ=142円前後(同141円63-67銭)と円安方向に振れており、輸出関連銘柄は支えとなりそう。大阪取引所のナイトセッションで、9月限日経平均先物は20日の清算値比210円高の2万5990円だった。
【好材料銘柄】
■キャンバス <4575>
米国で実施しているCBP501臨床第2相試験ステージ1の3剤併用投与群で複数の長期無増悪生存を確認。これに伴い、当該3剤併用投与群が早期無効中止とならず、ステージ2または臨床第3相試験へ進むことが確定。
■ガーラ <4777>
韓国子会社が14日にグローバルサービスを開始したHTML5ゲーム「フリフユニバース」の売上高(東南アジアエリアも含む)が約1億円に到達。登録者数は50万人を突破。
■タメニー <6181>
和歌山県の結婚支援事業企画運営業務を受託。
■象印マホービン <7965>
上期経常を一転17%増益に上方修正、通期も増額。
■ユーグレナ <2931>
微細藻類ユーグレナの継続的な摂取が、加齢に伴う記憶力の低下を抑制することを示唆する研究結果を発表。
■トリプルアイズ <5026>
ヤマダホールディングス <9831>と共同開発した顔認証決済アプリ「ヤマダPay顔認証決済」のサービス提供を拡大。
■アトラグループ <6029>
接骨院向け請求ソフトにAI顔認証システムを搭載した「A-COMS GATE」を販売開始。
【主な経済指標・スケジュール】
21(火)
5年国債入札
《決算発表》
ツルハHD
【海外】
米5月中古住宅販売(23:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
