上値の重い展開か。

5日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは2万2400円-2万2700円を想定する。
NYダウは米上院での税制改革法案の可決を好感し、2日ぶりに史上最高値を更新したが300ドル超上昇する場面があったが、失速して58ドルまで上げ幅を縮小した。
ハイテク株が売りに押され、ナスダック総合は大幅安で終えている。
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ばと円高に振れている。
対ドルでの円高進行により業績への影響を警戒し、売りが優勢になる場面も想定される。4日時点で日経平均株価の25日線が2万2482円で推移しており、同線が下値支持線として意識されそう。
4日の大阪取引所終値比230円安の2万2480円だった。
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り630万株、買い650万株で、差し引き20万株の買い越し。買い越しは4営業日連続。金額は売り越し。
売りセクターに、銀行、医薬品、食料品、その他製品、情報通信など。買いセクターに、機械、化学、精密機器、電気機器、REITなど。
 
【好材料銘柄】 
■ナトコ <4627>
前期経常を29%上方修正。
 
■キタック <4707>
今期経常は7%増益へ。
 
■エスプール <2471>
上海潤世企業営銷管理と業務提携し、中国市場の特性に合わせた越境EC支援サービスを開始。
 
■ナノキャリア <4571>
同社の遺伝子デリバリー技術を適用した医薬品の開発について、アキュルナと国内外の再実施権付独占的ライセンスの優先交渉権契約を結んだ。これにより同社は契約一時金のほか、優先交渉権期間の経過年次に応じた対価を受領する。
 
【主な経済指標・スケジュール】
5(火)
10年国債入札
《決算発表》
不二電機、ナ・デックス、アインHD
 
【海外】
米10月貿易収支(22:30)
米11月ISM非製造業景況指数(12/6 0:00)
《米決算発表》
オートゾーン
休場:タイ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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