23日の日経平均株価は買い先行後、上値が重くなる展開も。
日経平均株価の予想レンジは、2万7100円-2万7700円を想定。
NYダウ平均は254ドル高の34807ドルで取引を終えた。長期金利が上昇したことで金融株が買われたが、テスラが大幅高となるなど、主力のグロース株にも強い動きが見られた。
日経平均株価は好地合いが続くなか、現地22日の欧米株式が上昇した流れを受け、買い先行スタートとなりそう。ただ、75日移動平均線(22日時点で2万7480円)が控えるほか、急ピッチでの上昇に対する警戒感が浮上することも想定され、売り圧力が強まる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=120円台の後半(22日は120円47-48銭)、ユーロ・円が1ユーロ=133円台の前半(同132円32-36銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、大阪取引所清算値比380円高の2万7450円だった。
【好材料銘柄】
■クシム <2345>
暗号資産「コスプレトークン」を使って応援ができるNFTサービス「Curecos」β版を一般公開。
■フィールズ <2767>
非開示だった今期経常は黒字浮上、未定だった配当は10円増配。
■いい生活 <3796>
今期経常を35%上方修正。また、クラウドソリューション事業の2月売上高は前年同月比横ばい。
■レナサイエンス <4889>
共同研究先の東北大学が日本医療研究開発機構(AMED)に申請した令和4年度「革新的がん医療実用化研究事業」が採択。分担研究機関として参画する。
■マネックスグループ <8698>
子会社コインチェックが特別買収目的会社(SPAC)との統合を通じて米ナスダック上場を目指す。
■FRONTEO <2158>
新規AIシステム「liGALILEO」によるAI創薬ビジネスを開始。創薬プロセスの効率化・高速化を図るドラッグマイニング事業を本格始動。
■ユーグレナ <2931>
カイコを利用した発現システムを用いて組み換えスパイクタンパク質の大量生産に成功。また、新型コロナウイルスへの効率的な防御免疫の誘導を示す研究結果を確認。
■日本製鋼所 <5631>
今期最終を23%上方修正、配当も10円増額。
■メイコー <6787>
今期配当を5円増額修正。
■日本ライフライン <7575>
Wallaby Medical社製の血管内塞栓用コイルを販売開始。
【主な経済指標・スケジュール】
23(水)
予定はありません
【海外】
米2月新築住宅販売(23:00)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
