上値が重い展開か。

 
8日の東京株式市場は、続伸後、上値が重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2500円-2万2800円を想定する。
S&P500が史上最高値に迫るなど米国株の動きは強い。朝方は、欧米株式が上昇した動きを受け、買いが先行するとみられる。
ただ、朝方に米国が追加の対中関税を23日に発動すると報じられており、これは上値を抑える材料になるだろう。
上海総合指数の動きをみたいとして、模様眺めムードが広がる可能性もある。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の前半(7日終値111円35-36銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=129円台の前半(同128円91-95銭)と円安に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、7日の大阪取引所終値比45円高の2万2675円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■エスクリ <2196>
4-6月期(1Q)経常は7.6倍増益で着地。
 
■今仙電機製作所 <7266>
4-6月期(1Q)経常は72%増益で着地。
 
■島津製作所 <7701>
4-6月期(1Q)経常は83%増益で着地。
 
■ニコン <7731>
今期税引き前を9%上方修正、未定だった配当は18円増配。
 
■タカラトミー <7867>
上期経常を53%上方修正。
 
■プレサンスコーポレーション <3254>
4-6月期(1Q)経常は2.8倍増益で着地。
 
■サンコール <5985>
上期経常を68%上方修正・5期ぶり最高益更新へ。
 
■アトラ <6029>
株主優待を実施。18年12月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、鍼灸接骨院に対して販売しているヘルスケアグッズや健康食品の中から4000円相当の商品を贈呈する。上期経常が58%増益で着地。
 
■仙波糖化工業 <2916>
上期経常を28%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■玉井商船 <9127>
上期経常を一転黒字に上方修正、通期も増額。
 
■エスケーエレクトロニクス <6677>
10-6月期(3Q累計)経常が2.4倍増益で着地・4-6月期も4.3倍増益。
 
■エンカレッジ・テクノロジ <3682>
4-6月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地。
 
■CRI・ミドルウェア <3698>
今期経常を5%上方修正・2期ぶり最高益更新へ。
 
■テモナ <3985>
9月30日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施。
最低投資金額は現在の4分の1に低下する。
10-6月期(3Q累計)経常が68%増益で着地。
 
■ソネット・メディア・ネットワークス <6185>
8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
4-6月期(1Q)経常は91%増益で着地。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
8(水)
7月景気ウォッチャー調査
日銀政策委員会・金融政策決定会合の主な意見(7/30~31開催分)
《決算発表》
東芝、大塚HD、JXTG、東芝テック、DMG森精、IIJ、大王紙、千代建、東鉄工、パイオラックス、岩谷産、石油資源、安藤ハザマ、大和ハウス、日本紙、NIPPO、スシローGHD、昭電工、クレハ、応化工、KHネオケム、DNC、テルモ、ラウンドワン、リゾートトラス、資生堂、住友鉱、DOWA、ニッパツ、SMC、ハーモニック、ダイフク、JDI、三井E&S、九州FG、ヤマハ発、東急、福山運、富士ソフト、日ペイントH、カネカ、パイロット、MS&AD
 
【海外】
中国7月貿易収支
《米決算発表》
フローサーブ、オクシデンタル・ペトロリウム、21世紀フォックス
 
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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