上値が重い展開か。

10日の東京株式市場は、上値が重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万3600円-2万3900円を想定する。
日経平均株価は大発会から3日続伸し、昨年の大納会終値(2万2764円94銭)から1085円(約4.8%)の上昇を演じている。ここまでの急ピッチの上昇に対して、短期的な利益を確定する売りで上値を抑えられるだろう。積極的に上値を追う流れにはなりづらいと予想する。
ただ、良好な地合いに変化はないことから、売り崩すような動きにはならないと考える。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の半ばとやや円高に振れている。
9日シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比25円安の2万3835円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■シュッピン <3179>
12月売上高は前年同月比17.9%増と16ヵ月連続で前年実績を上回った。
 
■中北製作所 <6496>
上期経常は一転17%増益で上振れ着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.68%にあたる2万5000株(金額で9587万5000円)を上限に、10日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は9日終値の3835円)を実施する。
 
■リプロセル <4978>
米キューセラピューティクス社と合弁会社の設立に向けて基本合意。中枢神経領域の疾患を対象としたiPS細胞由来再生医療製品の共同研究と実用化を目指す。
 
■クロスフォー <7810>
1月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■ダイユー・リックホールディングス <3546>
3-11月期(3Q累計)経常は45%増益で着地。12月既存店売上高は前年同月比3.2%増と2ヵ月連続で前年実績を上回った。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
10(水)
10年国債入札
《決算発表》
ライク、ローソン、ABCマート、パルGHD、わらべや、U.S.M.H、コメダ、東京個別、デザインワン、ベル24HD、ローツェ、良品計画、イオン北海、サイゼリヤ、スター精、チヨダ、MV東海、イオン、MV西日本、イオンモール、トーセイ
 
【海外】
米12月輸出入物価指数(22:30)
米10年国債入札
《米決算発表》
レナー
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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