三連休前で波乱含みか

 
 
 
【日経平均】
39605円09銭(▲375円97銭=0.94%)
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【TOPIX】
2735.92(▲34.08=1.23%)
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【グロース250】
643.42(▲0.25=0.04%)
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【プライム売買高】18億4824万株(▲504万株)
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【売買代金】4兆3227億円(▲1398億円)
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【値上がり銘柄数】332(前日:389)
【値下がり銘柄数】1277(前日:1217)
【新高値銘柄数】15(前日:22)
【新安値銘柄数】37(前日:21)
【25日騰落レシオ】97.76(前日:101.15)
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  ■本日のポイント



 1.日経平均は続落、米半導体株安を受けリスクオフ

 2.先物主導で一時500円超える下落をみせる場面も

 3.オプションSQ算出日を控え、買い手控える動き

 4.取引終盤は下げ渋る展開も、売買代金は減少傾向

 5.値下がり銘柄は1270あまり、全体の8割近く下落
 
 
東京株式市場は米半導体株安やトランプ砲によって下方向に振り回される少し荒れた1日に。日銀による今月の利上げ観測が浮上しており一方的な円安トレンドではなくなっている状況も買いにくくさせている。
チャート面では日経平均は下値を25日移動平均線(3万9368円)にサポートされており本日もそこで下げ止まるなど安心感はある。今晩の米国市場が休みなので明日は動きが乏しいだろう。
 
9日の米国市場は、カーター元大統領の国葬のため、株式市場は休場となるほか、翌10日には昨年12月の雇用統計の発表を控えているため、買い見送りムードが強まる形になった。また、米国の関税に関する投資家の懸念が日増しに高まるなか、20日のトランプ次期大統領の就任式にどこまで踏み込んだ政策を表明するのか確認したいと考える投資家が増えている。日経平均は下値のめどとして意識される25日線水準を目前に下げ渋る展開となっているが、同水準を維持できるのかが目先のポイントとなりそうだ。
三連休前で波乱含みか
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(9日現在)
 
40607.56  ボリンジャー:+3σ(25日)
40408.22  ボリンジャー:+2σ(13週)
40194.55  ボリンジャー:+2σ(25日)
39858.70  6日移動平均線
39781.54  ボリンジャー:+1σ(25日)
39719.72  ボリンジャー:+1σ(26週)
39689.83  ボリンジャー:+1σ(13週)
39662.70  均衡表転換線(日足)
 
39605.09  ★日経平均株価9日終値
 
39539.53  均衡表雲上限(週足)
39368.53  25日移動平均線
39178.39  均衡表基準線(日足)
39099.93  均衡表転換線(週足)
38971.45  13週移動平均線
38955.52  ボリンジャー:-1σ(25日)
38872.46  75日移動平均線
38706.75  200日移動平均線
38612.87  均衡表雲上限(日足)
38542.51  ボリンジャー:-2σ(25日)
38428.37  26週移動平均線
 
ローソク足は陰線で終了。寄り付き後ほどなくしてボリンジャーバンドの+1σを割り込んだが、25日移動平均線が支持線として機能する形から下げ幅を縮めており、下ヒゲの残す形状となった。週間状では上向きで推移する13週線を上回っての推移を継続。ただし、週足の一目均衡表では雲上限での攻防をみせており、週末の終値で39560円辺りを割り込むと、雲の中での推移となることで強弱感が対立しやすくなる。
 

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