週末のNY株式市場は上昇。
NASDAQは100ポイント以上の上昇。
S&P500は2.9%の上昇となり昨年3月1日以来の上昇幅となった。
グーグルの持ち株会社アルファベは4.26%高。
マイクロソフトは6.41%高。
アップルは3.58%高。
インテルは7.38%高。
アマゾンは13.22%高。
ハイテクFUNG銘柄群の好業績が株価指数をけん引したとの解釈。
決算を発表した273社のうち、予想を上回ったのは74%。
第3四半期の利益はここまでで6.7%増加。
「単なる希望に基づいた買いではない」という声が聞こえる。
週間ベースではNYダウは0.5%高、7週続伸(累計7.5%上昇)。
NASAQは1.1%高、5週続伸(同4.3%上昇)。
S&P500種指数は0.2%高、7週続伸(同4.9%上昇)。
第3四半期のGDP速報値は年率換算で前期比3.0%増で着地。
市場予想の2.5%増を上回ったことも追い風。
トランプ大統領が次期FRB議長にパウエルFRB理事を指名する方向と伝わった。
「現行の金融政策が維持される」として株価上昇の要因となった。
スペイン・カタルーニャ自治州の独立宣言から国債利回りは低下。
10年債利回りは一時7カ月ぶりの高水準となる2.477%をつける場面もあったが2.419%に低下。
ユーロ/ドルは下落。
週間で1.6%安と過去11カ月間で最大となった。
安全資産とされる円やスイスフランは上昇。
週末の日経平均株価は「あっさりと2万2000円台達成」。
値上がり銘柄数1592。
新高値は319銘柄となった。
1996年6月26日に22666円高値を記録した後の調整過程の7月5日以来21年ぶりの水準だ。
「史上最高値をつけた1989年の38915円に向けて戻りを強める途中段階の可能性大。
史上最高値翌年の1990年に日経平均は年間で1万5067円安。
その年の安値20221円はすでに上回っている」という強気も聞こえる。
「一向に押さない株価。
これで10月は月初2日以来19営業日のうち安かったのは25日の水曜だけ。
勝率は94.7%。
米国株は19営業日中5日のマイナスがあり勝率73.6%。
圧倒的に日本株の方が強い」と市場関係者。
日経平均は週間では約550円(2.6%)の上昇で7週続伸(累計14.2%上昇)。
週足は4週連続で陽線。
TOPIXは2.3%高、7週続伸(同11.1%上昇)。
東証マザーズ指数は2.7%高。
日経ジャスダック平均は2.4%高。
東証2部指数は0.9%高。
それぞれ2週ぶり反発。
225先物大証夜間取引終値は日中比20円安の22030円と22000円台キープ。
25日銭からのかい離はプラス4.9%(前日プラス3.9%とと第一次限界水準。
騰落レシオは125.49%と落ち着いた水準。
サイコロは11勝1敗で91.7%。
空売り比率は前日の40.5%から39.0%まで低下したがまだ高水準だ。
日経平均採用銘柄のPERは15.30倍でEPSは1438.46円 。
23日の1434.02円を抜いてきた。
ボリンジャーバンドのプラス2σは22178円。
ここに沿って動くかどうかだろう。
むしろマザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率(松井証券速報)で買い方マイナス9.9%。
売り方マイナス11.35%と逆転したのは個別復活要因として注目だ。
NYダウは33ドル高の23434ドルと続伸。
NASDAQは144ポイント高の6701ポイント。
S&P500は20ポイント高の2581ポイント。
ダウ輸送株指数は50ポイント高の9931ポイント。
3市場の売買高は74億株と増加。
CME円建ては大証比変わらずの22030円。
ドル建ては大証比25ポイント高の22050ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比20円安の22030円。
ドル円は113.67円。
10年国債利回りは2.428%。
非公式外資系5社動向は売り680万株、買い850万株。
金額ベースは10億円の売り越し(2日連続)。
売りは精密・陸運・REITセクターなど。
買いは機械・ゴムセクターなど。
売買交錯は電機・小売・サービスセクターなど。
◇━━━ カタリスト ━━━◇
イワキ(8095)・・・動兆。
同社は医薬品・医薬原料商社で化学品も展開。
皮膚科向け外皮用剤、医薬品原料が好調。
パワー半導体向け新製品に期待感。
業績は好調。
信用取り組み妙味
(兜町カタリスト櫻井)
