一進一退の展開か

 
25日の日経平均株価は一進一退の展開か。
日経平均の予想レンジは、2万3700円-2万3850円を想定。
24日のNYダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落し、36ドル安の2万8515ドルで終えた。クリスマスの祝日前で利益確定売りがやや優勢となった。欧米やアジアなど多くの海外市場が休場で市場参加者が減っている。
相場に影響を与えそうな経済指標発表などイベントも予定されておらず、日中の値動きは限られる公算が大きいだろう。日経平均は前日終値(2万3830円)を挟んで上下100円程度の動きにとどまりそうだ。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所終値比5円安の2万3755円だった。
引き続き、需給関係の良い直近の新規株式公開(IPO)銘柄や中小型株へ物色が中心になるとみられる。
 
日程では、きょうは11月の企業向けサービス価格指数、11月の外食売上高。新規株式公開(IPO)では、WDBココとAI insideが東証マザーズ市場に上場する。香港、韓国、オーストラリア、シンガポール、欧州、米国など多くの海外市場が休場となる。

 
 
【好材料銘柄】
 
■アクロディア <3823>
ビンゴカジノ場の直営事業に進出。第一弾としてカンボジアのカジノで、自社ビンゴシステムを利用したビンゴカジノ場の運営を開始する。
 
■川口化学工業 <4361>
前期経常を25%上方修正。
 
■ブライトパス・バイオ <4594>
大阪大学、BIKEN財団、帝京大学と抗腫瘍効果を持つ免疫賦活化剤「TLR9 アゴニスト脂質核酸製剤」の研究開発開始に伴う契約を締結。21年度中の治験入りを目指して開発を進める。
 
■ストライク <6196>
9-11月期(1Q)経常は2.7倍増益で着地。
 
■ニューテック <6734>
今期経常を一転18%増益に上方修正・18期ぶり最高益更新へ。
 
■キョウデン <6881>
20年3月期に投資有価証券売却益20.5億円を特別利益に計上する。通期業績への影響は現在精査中。
 
■ウェルス・マネジメント <3772>
ホテル・リゾートやスパなどを世界展開するバンヤンツリーホテルズ&リゾーツと業務提携。
 
■テイカ <4027>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.70%にあたる40万株(金額で8億0160万円)を上限に、12月25日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
 
■あすか製薬 <4514>
レナサイエンスの婦人科領域開発品目「RS8001(ピリドキサミン)」について、共同開発および独占的オプション契約を締結。また、開発中の経口子宮筋腫治療剤「CDB-2914」の製造販売承認申請を行った。
 
■秀英予備校 <4678>
辻堂駅前校の売却に伴い、20年3月期に売却益3.9億円を特別利益に計上する。
 
■ジンズホールディングス <3046>
リサイクル関連事業の日本環境設計と資本提携。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
25(水)
11月企業サービス価格指数(8:50)
《決算発表》
壱番屋、パルコ、象印、KTK、NaITO
 
【海外】
休場:米国、英国、香港(クリスマス)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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