一進一退の展開か

18日の日経平均は大幅反発。終値は302円高の3万0216円。FOMCの結果が米国株の買い材料となったことを好感して、寄り付きから200円を超える上昇。早い時間に上げ幅を500円超に広げて、30400円台まで水準を切り上げた。
しかし、昼休みに入って日経新聞から日銀会合の政策修正に関する観測報道が流れると、為替市場では鋭角的に円高が進行。これを警戒して後場は前引けから270円近く上げ幅を縮めて始まった。ただ、3万円に接近したところで持ち直すと、その後は改めて買いが入る展開。終値では300円を超える上昇となった。日経平均は3万円台を回復し、TOPIXは2000ポイント台に到達した。
 
 
19日の日経平均株価は、3万円台固めの展開となりそう。
明日は日銀会合の結果を確認する日となるが、本日、日経新聞の観測報道も出てきたことから、ある程度の政策見直しに関しては、既に織り込みが進んでいると思われる。
観測記事ではETFに関して、原則年間6兆円を削除するという内容も出ていた。ETFの買い入れに関しては議論も分かれるところだが、これが失望材料であるのなら、きょうはプラスでは終わっていない。
今週ここまでが強い動きとなっている分、結果発表は利益確定売りの材料にされてしまうかもしれないが、足元の強い基調を揺るがすようなネガティブな反応が出てくる可能性は、かなり低下したと考える。
 
 
 
■上値・下値テクニカル・ポイント(18日現在)
 
31706.11  ボリンジャー:+3σ(13週)
31433.71  ボリンジャー:+2σ(26週)
31142.37  ボリンジャー:+3σ(25日)
30705.00  ボリンジャー:+2σ(13週)
30643.24  ボリンジャー:+2σ(25日)
 
30216.75  ★日経平均株価18日終値
 
30144.12  ボリンジャー:+1σ(25日)
29791.44  6日移動平均線
29717.83   新値三本足陰転値
29703.88  ボリンジャー:+1σ(13週)
29644.99  25日移動平均線
29547.11  均衡表転換線(日足)
29511.55  均衡表基準線(日足)
29172.16  均衡表転換線(週足)
29145.86  ボリンジャー:-1σ(25日)
29081.18  ボリンジャー:+1σ(26週)
28702.76  13週移動平均線
28646.73  ボリンジャー:-2σ(25日)
28450.87  均衡表雲上限(日足)
28265.54  75日移動平均線
 
 
 

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