一進一退、円安進行など追い風

【寄り付き概況】
 

25日の日経平均株価は一進一退となっている。前日比30円24銭安の4万5600円07銭と小反落で始まったが、ほどなく上昇に転じ、前日につけた最高値を上回る場面があった。
 
前日まで日経平均は連日で最高値更新となっているが、足もとでは高値警戒感から利益確定売り圧力も拭えない。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数など主要株価指数が揃って軟調に推移した。個別にインテル<INTC>がアップル<AAPL>への出資要請報道を材料に買われたものの、前日に好決算を発表したマイクロン・テクノロジー<MU>が売り優勢となったほか、エヌビディア<NVDA>も冴えない値動きで半導体関連にやや買い疲れ感がみられる。
 
東京株式市場では米株安を受け利益確定の動きを誘発する可能性があるが、外国為替市場で円安に振れていることは追い風材料として意識されるだろう。
 
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、最高値を上回って推移している。
 
個別では、ソニーGやバンナムHDが買われ、リクルートやダイキンも上昇している。一方、アドテストやソフトバンクグループ(SBG)が売られ、中外薬や塩野義も下げている。
 
 
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