リスク回避姿勢が優勢、森友学園問題が一因か。

[概況]

19日東京時間の外国為替市場は、軒並み円高での推移となっている。米ドル円はじりじりと下落し一時105.660円まで、他方、クロス円通貨ペアではユーロ円が一時129.600円まで、それぞれ本営業日の安値を更新している。この値動きについて一部の市場関係者からは、市場参加者のリスク回避姿勢が優勢となっており円が買われているようだ。
 
背景には、森友学園への国有地売却に絡む決済文書の書き換え問題から阿部政権への支持率が急低下したことなどから株式市場では株が売られ日経平均株価は一時300円を超える下げとなった。しかし、下値では個人投資家の押し目買いが入ったほか、日銀のETF買いが観測されたことなどから、下げ止まりの動きが出たという。この後の時間では、特段の取引材料にかけることから主要な株価指数や債券利回りなどを横目にしながらの取引が主体となりそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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