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【日経平均】
38633円02銭(△62円26銭=0.16%)
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【TOPIX】
2725.54(▲3.10=0.11%)
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【グロース250】
638.15(△9.47=1.51%)
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【プライム売買高】13億1087万株(▲5132万株)
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【売買代金】3兆1756億円(▲1718億円)
【値上がり銘柄数】746(前日:1028)
【値下がり銘柄数】840(前日:573)
【新高値銘柄数】87(前日:109)
【新安値銘柄数】45(前日:33)
【25日騰落レシオ】102.64(前日:101.15)
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休場前の米国株に欧州情勢を警戒するような動きは見られなかった。そのため、本日の米国株が下げたとしても落ち着いていれば、日本株の下値は堅いと思われる。
一方、米国で欧州を警戒するような動きが出てくるようだと、週末を前にリスク回避の動きが出てくるだろう。6月末から7月にかけてはフランスやイギリスで選挙があり、欧州関連のニュースが多く出てくると思われる。これが欧州だけのリスクなのか、グローバル株式市場のリスクになるのか、まずは休場明けの米国の動向が大きく注目される。
方向感の見えにくい、つかみどころのない地合いが続くなか、テーマ物色の動きも鳴りを潜めている。ただ、そのなかで一つ市場関係者の話題となっていたのが「新TOPIX」絡みの銘柄であった。日本取引所グループが前日にTOPIXの新たな改革案を公表、採用銘柄の時価総額基準を一段と厳格化し、2028年には現在よりも40%強少ない1200銘柄程度に絞り込む。同時に成長性のある企業を取り込むことを目的に、スタンダード市場とグロース市場からおよそ50銘柄が加わると伝わった。
過去にさかのぼるが、東証2部やマザーズから東証1部に市場変更された銘柄についてはTOPIX新規採用に伴い、指数連動型ファンド(パッシブファンド)の組み入れニーズが発生し、それがそのまま買い需要として株価に浮揚力を与えるという見方で物色人気につながるケースが多かった。今回も同様の理屈で、プライム市場以外から新規採用された銘柄は、“株高ボーナス”の恩恵に授かるという思惑が漂う。ここでマーケットの視線が向かったのが「スタンダード上場銘柄で時価総額上位にある銘柄」である。
■上値・下値テクニカル・ポイント(20日現在)
40142.45 ボリンジャー:+2σ(13週)
39808.64 ボリンジャー:+1σ(26週)
39526.36 ボリンジャー:+3σ(25日)
39394.54 ボリンジャー:+1σ(13週)
39258.05 ボリンジャー:+2σ(25日)
38989.74 ボリンジャー:+1σ(25日)
38966.18 75日移動平均線
38910.41 均衡表雲上限(日足)
38721.43 25日移動平均線
38646.64 13週移動平均線
38643.43 均衡表転換線(日足)
38633.02 ★日経平均株価20日終値
38553.89 6日移動平均線
38527.08 均衡表基準線(日足)
38453.12 ボリンジャー:-1σ(25日)
38353.86 均衡表雲下限(日足)
38244.90 均衡表転換線(週足)
38184.81 ボリンジャー:-2σ(25日)
37937.56 26週移動平均線
37916.50 ボリンジャー:-3σ(25日)
37898.73 ボリンジャー:-1σ(13週)
37150.82 ボリンジャー:-2σ(13週)
ローソク足は小陽線を描いてほぼ高値引けしたが、高値と安値はともに前日から切り下がり、下向きに転じた25日移動平均線を上回ることなく推移した。一目均衡表では株価が一時雲下限を下回って強い売り圧力を窺わせるとともに、遅行線は弱気シグナルを発生して終了。週足でも先週に比べて高値と安値がともに切り下がっていることから、地合い悪化リスクへの留意が必要となろう。
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