[概況]
2日、東京外国為替市場の米ドル円は一時110.925円まで上昇した。一方、クロス円でも、ユーロ円が一時131.400円まで急伸しており、ユーロ円などが主導に円売りの流れとなっている模様だ。
現在、欧州時間に入り、米ドル円は110.700円付近、ユーロ円は131.260円付近を推移している。この後は、7月米ADP雇用統計(予想:18.5万人 前回:15.8万人)など米経済指標の発表が予定されている。
週末の米雇用統計の前哨戦として注目したい。
テクニカル的には米ドル円は、一目均衡表転換線(111.060円)や一目均衡表先行スパン1(雲の下限111.095円)が上値付近に控えている。一方、クロス円。ユーロ円では一目均衡表転換線(130.132円)や、20日移動平均線(129.835円)付近が下値の支持線として機能しそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
