[概況]
27日の欧米為替市場は、ユーロ円の上昇が目立った。
(独)IFO企業景況指数の結果が予想を上回ったことや、パウエル議長の期待ほどタカ派的ではなかったジャクソンホールの講演内容による米ドル売りの流れが、相対的にユーロ買いを進行させたのかもしれない。
ユーロ円は欧州時間序盤にIFO企業景況指数の結果を受け上昇の反応を見せ、その後は上値が重い展開。NY時間がはじまると上記を理由に買いの動きが再開し、一時本日の高値129.830円まで水準を切り上げるに至った。
この後、ユーロ円の上昇が続くようであれば、一目均衡表の雲の上限辺りまでの上昇余地はありそうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
