[概況]
6日の東京外国為替市場は、ユーロ円が上昇した。
昨日、一部報道によって広がったECBによる早期の出口戦略観測が、本日も継続しているようだ。
報道の内容は、ECBは14日の理事会で量的緩和(QE)終了を予断を待たず議論するというもので、これを受けて外国為替市場は特にユーロが買われることとなった。
ユーロ円の値動きを見てみると、東京時間の中盤までは、129.00円の手前で動意に欠けていたが、終盤に差し掛かると上記の材料が意識されて、本日の高値129.585円まで上昇することとなった。
ユーロ円は本日の上昇で日足チャートの20日移動平均線を上抜けたことから、戻り基調を強めている印象を受ける。
このまま上昇が続くようであれば、次の上値目標は節目である130.00円となりそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
