ユーロに買いが集まる。IFO景況感などが後押しか。

[概況]

24日午後の外国為替市場は、各通貨ペアで異なる値動きとなった。

米ドル円は高値と安値の幅が40銭ほどと、方向感に欠ける値動きが継続している。

このほか、クロス円通貨ペアでは、ユーロに買いが集まっておりユーロ円やユーロ米ドルが上昇している。

ユーロ円は、じりじりと高値を更新し一時132.350円まで、他方、ユーロ米ドルは一時1.1876米ドルまで、それぞれ本営業日の高値を更新している。

この値動きについて一部の市場関係者からは、独社会民主党の入る幹事長がメルケル首相の4期目を支える協議を拒否しないと発言したほか、11月独IFO景況感指数(予想:116.5 結果:117.5)と結果が予想値を上回り2ヶ月連続で過去最高値を更新したことを受けてユーロ買いを誘っているようだ。

さらに、米ドルインデックスが93前半まで下落していることもユーロ米ドルを押し上げる一因になっているという。

この後の時間については、注目される経済指標の発表が少ないことに加えて、週末ということもあり落ち着いた値動きになりそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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