27日のニューヨーク株式市場は、メモリアルデー(戦没者追悼の日)のため休場。
27日のニューヨーク市場は祝日のため休場でした。連休明けの28日から、米国の株式・社債の決済期限は売買成立後1営業日となり、従来の2営業日後から期間が半減します。相場急変時のリスク低減につながると期待される一方、日欧など米国外の投資家にはドル資金手当てや運用面で課題が残るとの指摘。
【シカゴ日本株先物概況】
シカゴ日経平均先物 戦没将兵追悼記念日のため休場
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
英国はスプリング・バンク・ホリデーの祝日のため、それぞれ休場だった。
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 18774.71(+81.34)
ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.44%高だった。
欧州中央銀行(ECB)高官らの発言を受けて早期利下げ観測が広がるとともに、欧州金利が低下し、株価の上昇を支援した。ただ、英米市場が祝日で休場だったため、商いは総じて薄かった。
DAXの構成銘柄では、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループの持ち株会社ポルシェSEが2.78%高、電力大手RWEが2.55%高、製薬大手バイエルが2.32%高と買われた。一方、ドイツ取引所は0.81%安、スポーツ用品大手アディダスは0.54%安、コメルツ銀行は0.48%安だった。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 8132.49(+37.52)
フランスCAC40種指数は0.46%高だった。
CACでは、金融大手ソシエテ・ジェネラルが2.22%高、コールセンター運営大手テレパフォーマンスが2.02%高、環境サービス大手ヴェオリア・エンバイロメントが1.99%高とけん引。半面、半導体大手STマイクロエレクトロニクスは0.69%安、電気機器大手ルグランは0.53%安、不動産投資信託のウニベイル・ロダムコ・ウエストフィールドは0.35%安で終了した。
