[概況]
欧州市場序盤に12日以来の高値となる113.625円まで上昇したドルはNY市場に入り発表された米経済指標(第3四半期GDP確報値は予想を下回り、新規失業保険申請件数も予想より増加したが、12月フィラデルフィア連銀景況指数は予想を上回り、11月景気先行指数は予想通り)の結果を受けて売りが優勢となった。
其の後はNY株式市場の上値の重さに引け近くに当日安値(113.200円)に迫る113.260円まで下げたが113円を維持して、最後は前日比-3.5銭の113.335円で引けた。
またユーロ(-10.5銭)も下げたが、ポンド(+2銭)や豪ドル(+36.5銭)は上昇し、NZドルは前日比変わらずで引けるなど、主要通貨はクリスマスを控えて方向性の出ないマチマチな動きとなった。本日は週末でもあり、クリスマス休暇による連休を前に仕掛ける動きが出る可能性は低いと見て、揉み合いを予想している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
