東証マザーズ指数は反落した。前引けは16.85ポイント安の922.56だった。
個人投資家による資金の逃げ足が速くなる展開になり、アンジェスやそーせい、サンバイオなどバイオ・医薬品関連株が売られた。
値上がり銘柄数は88、値下がり銘柄数は177となった。
個別では、アンジェス、窪田製薬ホールディングス、リボミック、ナノキャリア、ポートは値下がり率上位に売られた。
一方、霞ヶ関キャピタルがストップ高。ネットイヤーグループ、ウォンテッドリー、リックソフト、メディアフラッグ、識学など6銘柄は昨年来高値を更新。フリークアウト・ホールディングス、マーケットエンタープライズ、エーアイ、ライトアップ、フェニックスバイオがり買われた。
28日は東証マザーズに2社が上場した。イベントや店頭販売などの総合プロモーションを手掛けるFインタ(7050)は、買い気配で始まり、9時22分に公募・売り出し価格(公開価格、2410円)を305円(12.7%)上回る2715円で初値を付けた。
アパレルなどの小売店や飲食店向けにクラウド型のPOS(販売時点情報管理)レジアプリを開発・販売しているスマレジ(4431)は、買い気配のまま取引が成立しなかった。午前の取引終了時点での気配値は2336円で公開価格の1370円を約7割上回った。
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