東証マザーズ指数は前日比21.23ポイント安の918.18ポイントと9日ぶり反落。
米国株安を受けて東京株式市場全般が売り先行となり、新興市場では先導役だったバイオ株が軒並み崩れており、マザーズ指数の下げが大きくなっている。
最近の株価上昇が著しかったバイオ・創薬関連を中心に売りに押された。午後に日経平均株価の下げ幅が拡大すると、新興市場でも「個人投資家の売りが増えた」との指摘があった。
値上がり銘柄数は65、値下がり銘柄数は199となった。
個別では、窪田製薬ホールディングス、アンジェス、ビープラッツ、リボミック、SKIYAKIが売られた。
一方、霞ヶ関キャピタル、プロパティデータバンク、スマレジがストップ高。マーケットエンタープライズ、ネットイヤーグループ、ウォンテッドリー、リックソフト、メディアフラッグなど7銘柄は昨年来高値を更新。フリークアウト・ホールディングス、ライトアップ、エーアイ、アイリッジ、エスユーエスが買われた。
28日は2社がマザーズ市場に上場した。スマレジは、初値を上回って取引を終えた。終値は制限値幅の上限(ストップ高水準)となる3925円で、初値を700円(21.7%)上回った。Fインタも、初値を上回って取引を終えた。終値は2830円で、初値を115円(4.2%)上回った。
