東証マザーズ指数は8営業日ぶりに反落した。終値は前日比1.59ポイント(0.13%)安の1203.04だった。朝方は売りが先行したが、押し目買いも入り底堅く推移した。主力級銘柄は高安まちまちだが、前日まで続伸してきた経緯もあって利益確定売りが優勢だった。
メルカリ、BASEなど時価総額上位銘柄が下げ幅を広げて相場の重しとなった。
Appier、ヤプリなどが下げた。半面、フリー、オンコリスが上げた。
市場関係者は「マザーズ指数が心理的節目である1200を回復したことで利益確定売りが先行したが、投資家の買い意欲は改善しており、下値は限定的だった」と話していた。
値上がり銘柄数は137、値下がり銘柄数は206となった。
マザーズ市場にきょう新規上場した全研本社は9時19分に公開価格を11.6%上回る1506円で初値を付けた。終値は初値比6%安の1413円だった。
個別ではタスキ、すららネット、HENNGE、中村超硬、神戸天然物化学など7銘柄が年初来安値を更新。ワンダープラネット、ヤプリ、みらいワークス、coly、トゥエンティーフォーセブンが売られた。
一方、サイバートラストがストップ高。自律制御システム研究所は一時ストップ高と値を飛ばした。FRONTEO、ASJ、メディネット、イントランス、GMOリサーチなど13銘柄は年初来高値を更新。Macbee Planet、global bridge HOLDINGS、オンコリスバイオファーマ、エヌ・ピー・シー、グランディーズが買われた。
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