マザーズ指数は7日ぶり反発、買い戻しが先行するも上値の重い展開

東証マザーズ指数は前日比12.10ポイント高の1135.26ポイントと7日ぶり反発。

イタリアなどの政局混迷を懸念し下落した欧米株は30日、軒並み上昇したため、前日に広がっていたリスク回避の動きはひとまず遠退き買いが先行した。
ただ、為替が円高に振れたことなどから、次第に様子見ムードに包まれ、上値の重い展開となった。

仮想通貨関連銘柄の一角へのテーマ物色がみられた。他、直近IPOや好業績銘柄など一部の銘柄が人気を集めた。
売買代金は概算で1285.99億円。騰落数は、値上がり150銘柄、値下がり87銘柄、変わらず12銘柄となった。
 
個別では、オイシックスドット大地、ティーケーピー、みんなのウェディング、PR TIMES、ユーザベースなど11銘柄が年初来高値を更新。フィル・カンパニー、日本アセットマーケティング、シルバーライフ、ドリコム、ファイバーゲートが買われた。
 
一方、ALBERTがストップ安。ミクシィ、ジーエヌアイグループ、ジェネレーションパス、ジェイテックコーポレーション、フォーライフなど8銘柄は年初来安値を更新。パルマ、ACCESS、UMNファーマ、ディジタルメディアプロフェッショナル、クラウドワークスが売られた。
 
 
東証マザーズ市場に31日に上場したラクスルは、公募・売り出し価格(公開価格、1500円)を10%近く上回る1645円で初値を付けた。終値は1999円と公開価格を33%上回った。
 
 

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